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おまけSS配布しました&レジーナブックス様のおまけSSについて

いくつかお知らせです!
サイン本の発送が少し遅れています。この土日で何とか!

1 おまけSSについてお知らせ

2巻に応募いただいた皆様と、4巻に応募いただいた皆様へ、おまけSSを配布しました!
何人かのかたが、帰ってきてしまいました……

届いてないよ!というかたは、メールフォームからお問い合わせください!

そういや9月のブログで書いていた、勇者が茶を吹く話というのが、実はこれでした(笑)
実質、茶ではなく水になりましたが。

2 レジーナブックスさんのおまけSSについて

レジーナブックス様のサイトに、アップされたようです!
今回はずいぶん前から考えていたのに書けなかった話になりました。まったくの部外者の町民Dさんの視点です。
以前、アンケートで片思いされるのが読みたい!という項目が増えた時、ちょっとドキッとしました(笑)
4巻の最終話の10分後ぐらいの話ですので、すぐにお読みいただけると、状況がよく分かります!
 

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小ネタまとめ

ツイッターなどでの小ネタと、ちょっと思いついた小ネタまとめ



星原樹と白いのの会話小ネタ

「君ね、……君ね、いつも言っているように、」
「服を着なさい?」
「わかってるなら、服を着てくれないか?」
「ちゃんと布を巻いてるじゃない」
「それは、布! だから、服を……」
「だって、服の構造なんてわからないもの。ちょっと始原が脱いでくれたら、研究する」
「……」
「……」
「わかった」
「?」
「次回来る時まで、服飾縫製をマスターしてくるよ……」
「おー」
「おー、じゃないよ、まったく」
「あ、また頭抱えた」
「君のせいだよ」
「やっぱり?」



(ツイッター転載)
ハロウィンがもしあったなら

「トリックオアトリート」
どこかの国の風習らしいのですが、仮装してお菓子を恐喝するそうです。
「その解釈はどうかと思いますが」
神官様のツッコミは素早かったです。
「そんなお祭りがあれば行きたいです」
夢のフェスティバルです!すると勇者様が一言。
「両手に持っているのから食べなさい」
確かに。

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本文を下げました。

連載の本文を下げました。
短い間の完結編の公開となってしまい、自分の至らなさに頭が下がる思いです。
1年半、皆様のおかげで続けていくことができました!!
うまく言葉に尽くすことができませんが、本当にありがとうございました。
後悔することなく、この物語は書きたいところを描ききることができました。
途中で何度も「書き直したい!」という欲求にかられました。
が、自分の性格的に書き直すために手を止めると、本当に止まってしまう可能性のほうが高かったので、粗削りでありましたが、お届けしていました。書籍化でそのあたりをすっきり直すことができていれば、と思います。

本当に、ありがとうございました!

また、4が発売の際、プレゼント企画を行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

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連休というもの


気が付いたら、世の中クリスマスだった。

クリスマスだった!!!

タイムスリップしたような気持ちです。マジですか、もう年明けですか! 年末何処へ行く。

というわけで、ツイッターに投げ込みましたが、クリスマス(?)SSです。

頭を抱える4巻の作業が始まっているため、勘を取り戻すためにちょこちょこ書いています。

よろしければ、おつまみ代わりにどうぞ。

追記、ツイッターの、あまりに描写不足なので消しました。


2巻の真ん中ぐらいの時間軸です。



 
 今日は平和です。

 補給と休養のために、こじんまりとした街に滞在しています。

 この街ではあまり瘴気を見かけなかったし、気分的にものんびりできます。いつもより3割増しで私はのんびりしていると思います。
 それにまだ眠気が来ていないので、結構元気ですよ! ぴんぴんしています。今日も元気で、ご飯がおいしいです。

 勇者様はお出かけ中、神官様に授業めいたものを受けていました。
 前にお願いした地理とかその他もろもろです。雑談なのか授業なのか微妙だけど、それはそれで気にしてません。
 
 その最中、私はふとあることを疑問に思いました。
 
 疑問は、いつもとりあえず神官様に聞いています。全部返事を返してくれる神官様の知識の深さに、毎回おののきますが! 私の頭の創りと違うのは分かっています。ええ。

 先生に今日も質問です!

「誕生日?」
「はい、誕生日です!」

 私の質問に、神官様は難しそうな表情になりました。
 誰の誕生日かというと、それは、

「神の発生に関しては諸説ありますし……現在も議論がされているところではありますが」

 なんだか難しそうな話題になりました! いや、知識の足りない私の、ささやかな疑問ですよっ。
 
 神様って誕生日があるのかなーって。それだけの疑問なんですが。
 私が質問を撤回しようとしたところ、神官様はとても綺麗に笑われました。私は背筋を伸ばします。これはロクなことが始まらない! 状況は把握しましたっ。

「そのあたりの話は、先週の授業でおはなししましたよ」
さすがは神官様、私にどこまで教えているかって、ちゃんと覚えていらっしゃいます。私はどこまで教わったか、さっぱりですがね! 威張るとこじゃないけど。
「す、すみませんっ」
「そもそも、現在の神話自体の信ぴょう性が疑われているのですが、それは、それを記した文章自体の信ぴょう性の問題で……」

 思い出しました。思い出しましたよ、神官様! 先週おうかがいしてさっぱりわかんなかったところですね! 
 うあ! 地雷を踏みぬいた気がします! これは聞いてはいけない質問だったあああ!
 神官様の難しいお話についていけない私は、口をあんぐり開けていました。
 神官様は、徐々にご自分の思考に入ってしまったようです。独り言なのか、授業なのか分からないけど、とりあえず、たまに相槌をうちます。わかんないけど。わからないからわかったふりはしない! それは私のポリシーですっ。一回言ってみたかっただけですが。ポリシーって。
 
 神様って誕生日あるんですか?

 私のささやかな疑問は、結構世界の謎に踏み込むものらしいです。
 ちょっと思っただけなんですよね、神様でも誕生日があるのかなーって。
 そうしたら歴史の講義が始まりました……。意外と歴史関係には熱いんです、神官様。そういえば、昔領主様のお屋敷で建築物眺めていましたね、思い出しました。

 長いお話で分かったのは、結局神様の誕生日って、世界が始まった時かどうかわかんない、だって誰も知らないんだもんって感じですか? 短く、子供にでも分かるようにまとめてくださいっ。

 ノックもなく、不意に扉が開きました。カギの音がしたから、相手は分かっています。
 用事を済ませて帰ってきた勇者様が現れました。半分没頭しながらお話している神官様、魂の抜けかかっている私。

 勇者様は、こちらへちらりと視線を投げられました。

 私は懸命に目で訴えますが、すっと目線を逸らされました!
 酷いです、勇者様。
 私の無言の訴えを無視しましたねっ。分かってて無視しましたねっ。

 勇者様のスルーにより、私はしばらくここに座り続けるというお仕事が決定しました。だって、耳を傾けても難しくて……。本当にすみません。ありがたいお話なのに、すみません。座っているだけで私の意識がすーーーーっとどこかに……。
 神官様のお話についていけなくて、意識が遠いところに行きかけた私は、半分寝ていたようです。
 「口が開いていますよ」
 はっ。かろうじてよだれは垂れていないようです。
 守られた! 私の何かは守られた!! 

「とにかく、結局のところ、人間には分からない、ということですよ」

 やっと結論ですね、ここまでの道のり、とても長かったです。それこそ、意識が遠くを旅して帰ってこれる程度にっ。気が付いたら勇者様はまた居なくなっていました。さっきまで部屋にいたのに、いつの間に! 瞬間移動ですかっ。
 きょろきょろする私に、神官様は、ああ、と声をこぼしました。
「勇者なら、帰ってすぐに出かけましたよ」
 没頭しているようで、ちゃんと把握しているようです。
「神官様、よく御存じでっ」
「あなたが寝ていただけだと思いますよ」
 神官様の適切なツッコミに、ぐうの音もでません。
「えーっと……神様の誕生日は不明だということは分かりましたっ」
 ちょっとは聞いていたとアピールしてみます。最後だけですけどね。お話がまとめに入ったことを逃しません。私も強引に質問を締めくくります。逃げ腰だと言わないでくださいっ。こう、なんというか、こちらからお願いしている勉強だけど、わからないというのが言い難いというかっ。
「まあ……その程度の理解でいいとしましょう」
 ため息を吐く神官様。そして、そうですね、と冗談のように付け加えられました。
「それこそ、星原樹ぐらいしか知らないのでは?」
「星原樹って、お話しできるんですか?」
「今のところ、人間以外で明確な言語をもつ生物は確認されていません」
 木がおしゃべりする……そんなメルヘンなことがあったら面白いのになー。
「で、なぜ急にあんな質問を?」
神官様の疑問に、私は素直に答えました。




 虚空で彼女は昔馴染みにその話をした。神子の他愛もない日常を、彼女はよく彼に話す。
 今日は体調がよいのか、起き上がって身振り手振りで様々なことを話していた。
 一生懸命に話す彼女に、彼は基本的に口を挟むことは少ない。
「相変わらず突飛な発想だよねえ」
垣間見えた神子の生活は、彼女にとってはとても新鮮だった。楽しくて、何度もその記憶を反芻する。
「私の誕生日はちゃんとあるからね、お祝いして!」
「その時に暇で、覚えていたらね」
「本当?」
「覚えていたらね」
 記憶力がいいくせにそんな風に言う彼を、彼女は心配し、提案した。物忘れがひどくなっているのだろうか? 実際のところ、彼の言いたいこととは、全く別の方向への心配ではあった。
「記憶力が落ちてきたの? 記憶に術で刷りこんであげようか、そしたら忘れないよ?」
 彼は虚空に頬杖をつき、呆れた風に彼女を見やる。
「さりげなくひどいことを言うね、君は」
「だって神子がおじいちゃんだって言ってたし」
「僕がおじいちゃんなら、君はいったいなんになるんだ」
 なんだろう、と彼女は無邪気に首を傾げた後、もう一度話題を強引に戻した。
「それはそれとして、ちゃんと祝ってね?」
「覚えていて、祝える状況だったら、ね」
 彼はできないことは口にしない。今の曖昧な返答が、最大の譲歩だということを彼女は知っていたため、それ以上はその件については話さなかった。

 彼女は楽しそうに思い出し笑いをする。さっきの話だけど、と前置きをした。
「そんな質問をした理由がまた面白くてね」
なんとなく嫌な予感が湧いたのか、彼は微妙な表情をして彼女を見る。
「ロクな理由じゃなさそうだね」
「私は、あの子が言いそうだなあって思ったけど」

『神様の誕生日があるんだったら、その日は世界中でお祝いしたらいいんですよ! つまりお祭りっ』

「おいしいものが食べられるし、みんなが楽しいから世界平和になるんだって言ってた」
「なんというか……」
 神子らしい、というしかない。だいたいその言葉で片付いてしまう神子のことを、彼女がどう思っているのかは、彼には計り知れなかった。

 不意に訪れた沈黙、口を開いたのは彼のほうだった。
「……結局、君は知っているの?」
彼の質問は珍しい。んー、と彼女はしばらく考え込み答えを探す。
「それこそ、神様だけが知っていることだよ」

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御無沙汰しております!

ばたばたしています。
活動報告は最終回書いてから! ってわけのわからない自分の誓いをしているので、なんとなく書けないのでした。意味が分かりませんね。

何処に出すわけでもない設定。
王家3姉弟の名前
華の姫 リチア
騎士姫 ルチル
弟王子 スピネル
でした。ほかに長くいろいろついていますが、個人を示す時はこの名前になります。

まさに誰得!

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